ベランダに動物のフンが落ちています。どの動物が原因なのでしょうか?千葉県 N.K様
1週間ほど前から、家の2階のベランダに動物のフンが落ちています。
そこまで大きくないのですが、何度掃除しても落ちているんです…。
このフンはどんな動物のフンなのでしょうか?
またどんな対策をすればいいですか?
ネズミやハクビシンなどが原因かもしれません。被害を防ぐために対策しましょう!
こんにちは!「みんなの害獣駆除屋さん」の木村です。
ベランダにフンがある場合は、ネズミやハクビシン、コウモリなどが原因の可能性があります。
放置していればフンは当然され続けます…。
マスクや手袋を着用し、ベランダのフンをキレイに掃除しましょう。
またフンには病原菌などが含まれているため、早めの対策がオススメなんです!
これから詳しくご説明しますね。
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ベランダにフンをする動物
ベランダにフンが落ちている場合は、以下の動物が原因である可能性が高いです!
- ネズミ
- コウモリ
- ハクビシン
- ハト
これら動物のフンには、病原菌や寄生虫などが含まれているんです…。
ではそれぞれどんな形のフンをしているのでしょうか?
大きさや形など詳しくご説明しますね。
【小さなフン】ネズミ
まずはネズミについて。
お家に現れるネズミは「クマネズミ」「ドブネズミ」「ハツカネズミ」の3種類います。
それぞれのフンには特徴がございますので、詳しくご説明しますね。
◯クマネズミのフンの特徴
- 大きさ:6〜10mm
- かたち:細長い
- 色:灰色・茶色
◯ドブネズミのフンの特徴
- 大きさ:10〜20mm
- かたち:丸くて太め
- 色:灰色・焦茶色
◯ハツカネズミのフンの特徴
- 大きさ:5〜7mm
- かたち:小さくて先が尖っている
- 色:茶色
全体として小さめのフンなんですね。
【ネズミのフンに似ている】コウモリ
ネズミにとても似ているのがコウモリ(アブラコウモリ)のフン。
間違われやすいコウモリのフンの特徴を紹介します。
- 大きさ:5〜10mm
- かたち:細長いフン
- 色:茶色・黒色
- 特徴:パサパサしている・昆虫の胴体や足が混じっている
ネズミとは違いコウモリは昆虫が主食です。
そのため、乾燥したパサパサなフンをしています。
ではネズミかコウモリかを見分けるには、どうすればいいのでしょうか?
フンを見分ける方法はアルコールに浸して分離させることです。
先ほどお伝えしたようにコウモリは昆虫を食べますので、コウモリのフンなら昆虫の胴体・足が出てくるんですね。
またネズミがベランダでフンをするケースはそこまで多くないので、小さいフンであればコウモリである可能性が高いといえます。
【小型犬くらいのフン】ハクビシン
犬のフンに似たものがベランダにある場合は、ハクビシンの可能性があります!
ハクビシンのフンの特徴は以下の通りです。
- 大きさ:5〜15cmほど(小型犬のフンと同じくらい)
- かたち:丸くて長い
- 色:茶色・黒色
- 特徴:種子が多く混じっている
ハクビシンは果実を好んで食べるため、フンには果物の種が混じっている可能性が高いんです。
またハクビシンは「溜めフン」という習性があり、同じ場所に糞尿をし続けます。
ですのでベランダにこんもりと溜まっている場合は、ハクビシンかもしれないんですね。
なお以下の記事でハクビシンの生態など詳しくご説明していますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
ハクビシンの鳴き声とは?プロが生態や対策法もあわせて徹底解説!
【フンに白が混ざっている】ハト
白黒のフンが落ちている場合は、ハトである可能性が高いでしょう。
- 大きさ:10mm
- かたち:液状
- 色:白色と黒色・茶色
- 特徴:白黒で種が混ざっている
鳩をはじめとする鳥類は、フンに白い部分があります。
この白い部分は哺乳類でいう尿にあたり、尿の成分を白い結晶として出すんですね。
鳩のフンは見た目がわかりやすいので判断しやすいはずです!
さてここまでベランダにフンをする動物と、フンの特徴についてご紹介してきました!
あなたのお家にあるフンが、どの動物のものかお分かりいただけたかと思います。
では次に、ベランダのフンの掃除方法についてご紹介しますね。
ベランダのフンの掃除方法
ベランダにフンがある場合は、なるべく早く掃除する必要があります!
なぜなら動物のフンには病原菌や寄生虫などが含まれているから。
そのまま放置したり正しくない方法で掃除したりしてしまうと、健康を害する可能性もあるんですね。
ですのでこれからご紹介する準備物や手順で、しっかりと掃除してくださいね。
フン掃除に必要なもの
まず掃除に必要なものは以下の通り。
- マスク
- プラスチック製かゴム製の手袋
- 拭くもの(雑巾・新聞紙・キッチンペーパーなど)
- ゴミ袋
- ぬるま湯
- 消毒用アルコール
- 塩素系漂白剤
乾いたフンを吸い込んでしまったり、口に入ったりする可能性がありますので、マスクや手袋でしっかりと防ぎましょう。
フン掃除の手順
フン掃除をする際は、次の手順で掃除をしてくださいね。
- アルコールをかけながら拭くものを使ってフンを拭き取る
- こびりついたフンはぬるま湯をかけてふやかし、拭き取る
- 拭き取りに使ったものはゴミ袋に捨てる
- フンがあった箇所に漂白剤を少量かける
- 湿らした拭くもので拭き取る
とにかくぬるま湯やアルコールでふやかして、フンを拭き取るのがポイントです。
またフンを拭き取ったあとは、漂白剤を使ってきちんと消毒しましょう!
フン掃除の際の注意点
フンの掃除に必要なものや、手順についてご説明してきました。
最後に掃除をする時に注意すべき点をまとめてご紹介しますね!
- 風の強い日に作業しない
- フンを掃除機で吸い込まない
- フンをほうきで掃かない
- 体調の良くない時や子供と作業するのは避ける
1〜3つめまでの注意点は、フンを吸い込まないようにするためのものです。
とくに乾いたフンは舞い上がりやすいので、ぜひ注意してくださいね。
一方で4つめの注意点は、健康被害を避けるためのもの。
体調が良くない方や子供は病原菌を取り込みやすいですので、掃除するのは避けてください!
さてここまで、フンの掃除方法についてご紹介してきました。
フンを掃除する時には、しっかりとマスクや手袋をつけてくださいね!
続いてはベランダに動物の侵入を防ぐための対策をご説明します。
ベランダにフンをする動物への対策法
ベランダにくる動物をシャットダウンするためには、いくつかの対策を行う必要があります!
忌避剤を使って追い出す
忌避剤とは、動物の嫌がる匂いを使って追い出すグッズです。
お家にくる動物によって効果がある忌避剤は異なりますので、フンの形などをもとに動物を特定してから忌避剤を用意しましょう。
例えば忌避剤には置くだけで済むタイプや、燻煙材タイプなど多くの種類があるんですね。
なおネズミに関してはネズミ捕り器を使って捕獲するのも手です。
侵入経路を塞ぐ
追い出したあとは、侵入経路を塞いでしまうのがオススメ。
動物は自分の大きさより小さな穴でも、難なく通れることが多いんです。
例えばハクビシンなら、以下の大きさの穴は余裕で侵入できます。
- 8cm四方の正方形
- 直径9cmの円形
- 6×12cmの横長の長方形
- 11×7cmの縦長の長方形
侵入経路としては通風口・換気口から入ってくることが多いです。
また塞ぐときは、屋根裏など屋内に動物がいないのを確認してから行いましょう。
いる状態で封鎖すると餓死してしまい、片付けるのが大変なんです…。
侵入口の封鎖には、動物・建物の知識が必要となります。
「侵入口がどこかわからない…」という方は無理をせず、プロに対策をお願いしましょう。
駆除できる動物は限られます
もし自分でワナをしかけたり、捕獲や駆除をしたいと考えた場合は、ちょっと待ってください!
ハクビシンやコウモリなどだった場合は、個人で勝手に駆除できません。
※ネズミは駆除可能
これは「鳥獣保護法」によって動物が保護されているため。
今回の「ベランダにフンがある」場合、駆除対象にあたるかどうかは、専門家の判断をあおぐ必要があります。
もちろん自治体への申請と許可も必要です。
ご自身で手続きを行うことはもちろんできますが、役所の手続きはかなりの手間がかかります。
ですので先ほどお伝えした方法で対策するか、私たちのような害獣駆除業者に依頼することをオススメします!
害獣対策は「みんなの害獣駆除屋さん」にお任せ
動物のフン被害を防ぐためにも、対策をはじめ、確実な追い出し・再発防止を行う必要があります。
私たち「みんなの害獣駆除屋さん」は、地域密着型という強みをいかし、最短30分で現場まで駆けつけることが可能です。
そのため被害が拡大する前に駆除・対策ができますよ。
多くの動物被害を解決してきた経験を生かし、調査から捕獲・追い出し、清掃や再発対策まで施工いたします。
現地調査・お見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
※見積もりに工事が必要な場合は有料となります。
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以上、「みんなの害獣駆除屋さん」の木村でした!
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と分かりやすく料金を
ご説明します。そして、
必要な作業のみお選び
いただき作業します。
-
■ 屋根裏・床下
フンや食べかすが腐敗し、
天井が抜けたりします。 -
■ 外壁(断熱材)
巣の材料としてちぎられたり、
ダニやノミの巣窟に! -
■ ダニ
10匹のダニは10週間で3千匹、
3千匹のダニは10週間後には
90万匹、と恐ろしいスピード
で増える!
アレルギーや湿疹の原因に。
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