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可愛いアライグマに隠れた深刻な被害とは 正しい駆除と注意点を解説

アライグマ

こんにちは!
みんなの害獣駆除屋さんの、木村です。

この記事を見てくださっている人は、最近こんな悩みを抱えているのではないでしょうか。

「なんだか天井から音がする…これってもしかしてアライグマ…?」
「アライグマらしきものに屋根裏で巣を作られてしまった…これから家がどうなっていくのか不安…」

農家への被害の深刻化が心配されるアライグマですが、ここ数年は住宅街へのこんな被害も実際に発生しています。

上記のような被害が実際に起きているように、今は目に見えない被害だとしても、ある日いきなり事態は深刻化していくんです…

「一刻も早く、どうにかしたい!」

そう思う方、ちょっと待ってください。
実は、アライグマは法律に沿った駆除を行わないと罰せられる危険性もあるんです。

この記事では、「アライグマの生態や繁殖力」「放っておくとどんな被害が起こるのか」「アライグマの正しい駆除方法」についてのお話をしていきます。

家に住み着いた動物がアライグマかもしれない…
これからどんな被害があるかわからないし、対策も知っておきたい

という方は必見です!

目次

アライグマと判断するには!アライグマの生態を解説

アライグマは害獣と言われます。
では、その生態はどんなものなのでしょうか?
詳しく解説していきます。

アライグマの身体的な特徴

アライグマの身体的な特徴

アライグマの特徴を、表にまとめてみました。

原産 アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカとその周辺地域。
体の色 灰白色が多いが、黒色もいる。
目と頬のまわりに、黒いマスクのような模様がある。
尻尾 ふさふさの毛で、4~8つの黒いリング模様がある。
手足 前足の指が長く、モノをつかむことができる。
大きさ 胴体:40〜60センチ
尻尾:20〜40センチ
体重:4〜10キロ
足あと 5本の指がわかれて、人の手に似ている。
その他 足、ヒゲ、耳の縁が白い。

アライグマの手足は人間のような5本指。 トウモロコシの皮をむくことができるほど器用なんです。

アライグマの手足は人間のような5本指です。とても器用です。

他にも、アライグマには以下のような特徴があります。

雑食性で、なんでも食べる

アライグマは雑食性なので、なんでも食べます。

木の実・果実・穀類・野菜などの植物や、小さな哺乳類・魚・鳥・両生類・爬虫類・虫などの生物も食べます。

アライグマは夜行性

アライグマは夜行性。しかし、昼間にも行動することも。
昼間は、木の穴や屋根裏・廃屋などにいることが多いです。

全国どこでも生息している

森林、湿地、農地、里山などのほか、住宅地にも生息します。
樹洞(木にあいた穴)のほか、神社・寺、人家の屋根裏などを、巣や寝床として利用。
北海道から九州まで、日本各地に生息しています。

繁殖力が高く、すぐに増える

1年に1回、春(4月〜6月)に出産をします。1回に平均して3〜5頭ほどを産むんです。

また、日本にはアライグマの敵が少ないことも、アライグマがぐんぐん増える原因です。
もともと繁殖力が高いのに加えて敵がいないので、どんどん増えていきます。

アライグマがいるかどうかを判断するヒントになるよう、「アライグマ生息チェックシート」を作ってみました。

よろしければ、参考にしてみてくださいね。

アライグマの生息チェックシート

以下の項目に、ひとつでもあてはまった場合は、アライグマが近くに来ていたり、住みついている可能性があります。

自治体や駆除業者に連絡して、できるだけ早く駆除しましょう。

□家の周りに、5本指の足跡がある。
□家の柱、壁、戸袋、雨樋(あまどい)などに5本指の、泥の付いた足跡や爪跡がある。
□壁が壊されている(とくに軒下の壁の被害が多いです)。
□天井板がずれていた。
□天井にシミができている。
□天井から、雨漏りのように水滴が落ちてくる。
□天井裏から、大きな足音がする。
□「クルルル」という、鳥のような高い鳴き声が聞こえる。
□天井裏に、フンが大量にある

捕獲すると大変!?アライグマと間違えやすい動物とのちがい

アライグマと姿が似ているタヌキ。
しかし、間違ってタヌキを捕獲してしまうと罰金になる可能性があります。できればそんなことは避けたいところです。

そこでタヌキとアライグマの違いを解説します!

タヌキとアライグマで違うポイントは、2つ。尻尾」と「ヒゲ」です。

特徴の違いを表にまとめると、以下のようになります。

タヌキ アライグマ
尻尾の長さ 太くて短い 長い
尻尾の模様・色 模様なしの茶褐色 黒と茶褐色の縞模様
ヒゲの色 黒い 白い

言葉で書くと、違いがわかります。しかし、実際に動いている動物を見分けるのはなかなか至難の技なんです。

「駆除して下手に罰金を取られたくない…!」

と思う方は、調査だけでも業者にお願いしてみるといいかもしれません。

なぜアライグマは害獣なの?可愛さに潜む危険性や被害とは

もともと、アライグマのイメージはアニメの影響もあって調査調査「可愛い動物」と思われている方が多いと思います。

では、そのアライグマがなぜ害獣と呼ばれているのでしょうか?
詳しく、「危険性」と「被害」についてお話していきます。

アライグマが媒介する病気の危険性①:致死率100%の狂犬病

みなさんは狂犬病をご存知ですか?

致死率は、ほぼ100パーセント。
狂犬病は世界中に広がっていて、中国では毎年およそ2,000人が死亡しています。

ほとんどの哺乳類は狂犬病にかかると、短期間で死んでしまいます。
狂犬病は、それほど強い病気です。

しかし、アライグマは狂犬病に感染してもすぐには死なず、他の哺乳類よりも長く生き続けるのです。
これは、アライグマが狂犬病をいろんな場所に持ち運ぶ(病気を媒介する)ことを意味します。

このことから、アメリカではアライグマを感染源とする狂犬病に対して、非常に強い管理態勢がとられているんです。

※参考:狂犬病-アメリカ(厚生労働省検疫所 FORTH)

アライグマが媒介する病気の危険性②:脳神経障害を起こす回虫

回虫とは、アライグマの小腸に寄生する虫です。
人の体内に入ると、脳神経障害を起こしてしまいます。

ちなみにアメリカでは、この回虫による死者が出ているほど…。
アライグマが家にいる・近くにいる場合は、必ずこまめに手洗いをしましょう。

アライグマが媒介する病気の危険性③:マダニによる感染症

アライグマに付いているマダニも危険です。
マダニは、致死率の高い感染症を引き起こすことがあります。

例えば、重症熱性血小板減少症(SFTS)。
発熱、下痢、皮下出血、意識障害などが起こります。

いまはまだ有効なワクチンや治療法がないのも怖い感染症なんです。

国内での死者も出ており、マダニはなんとしても近づけたくないです。
何度も言いますが、アライグマが家の近くにいた・住みついた場合は、手洗いを徹底して、感染症を防ぎましょう。

アライグマは、狂犬病や寄生虫、マダニといった危険なものを持っています。家に現れたら必ずこまめに手洗いをしましょう。

アライグマの被害①:大量のフンにカビが生えて悪臭が!天井の床が抜けることも…

大量の糞尿が天井からしたたり落ちることがあります。そのほかにも、フンにカビが生え悪臭を発生させたり、フンの重みで天井が抜け落ちることもあります。

アライグマの被害でいちばん多いのが、糞尿による被害です。

アライグマは、自分の巣の周囲や、同じ場所で排泄をする習性があります。
そのため、放っておくとどんどん家の中にフンが溜まります。

すると、どうなるのでしょうか…?

  • 大量の糞尿が、下の部屋に染み出して、したたり落ちる
  • 放置されたフンにカビが生えて、ものすごい悪臭がする
  • フンの重みで、屋根裏・天井の床が腐って、抜け落ちる

どれも絶対にさけたい被害ですよね…。

私もこれまでに、アライグマの駆除をしてきました。
毎回、天井裏・屋根裏に入る時は、お客様にも「覚悟してくださいね…」とお伝えしています。

現状を知ったお客様は、ショックを受けられて、被害の箇所を直視できない方も多いんです。

アライグマの被害②:家が傷だらけに…断熱材で巣を作り、子どもを生むことも

アライグマが家の断熱材をちぎってベッドを作ることがあります。断熱材はふわふわで巣の材料に適し、作られた巣で子供が生まれることもあります。その結果、家が傷んで資産価値が低下します。

アライグマにとって、人の家はとっても快適。

雨など天気の影響が少なく、他の動物の攻撃もない人の家の屋根裏は、出産や子育てをするのに、とても都合の良い場所です。

屋根裏や壁の間にある断熱材は、ふわふわとしていて、巣の材料にうってつけ。
断熱材で作った巣で、子どもを生むこともあります。

糞尿で家が汚れる、床が抜ける、断熱材がちぎられる…。
その他にも、家の柱や壁を傷つけたり、爪跡をつけたり、壊すことがあります。

このような建物への被害は、家の資産価値を下げてしまうんです。

アライグマの被害③:ペットへの被害にもご注意ください!

アライグマは雑食性で、なんでも食べます。
私もこれまで、アライグマにペットの魚や亀、鳥などを食べられたというお客様に実際にお会いしたことがあります…。

また、アライグマのカラダには、大量のダニやノミが付いています。
アライグマが家に住みつくと、ダニやノミがあなたの家に引っ越しをします。

飼っているペットにも寄生する可能性が、十分にありえるのです。

アライグマはどこから侵入してくるの?

アライグマはが入ってくる場所は、以下の場所が多いです。

  • 軒天井の換気口
  • 床下の通気口
  • 換気扇

「屋根裏みたいな高い所にアライグマが入れるの?」

と思われる方もいるかもしれません。
しかし、アライグマをあなどってはいけないのです。

アライグマは木のぼりが大得意で、あっという間に7〜8メートルをかけ登ることができます。
長くてするどい5本の爪をうまく使って、すばやく侵入するんです。

また、アライグマは狭いところが大好き。
狭い隙間もうまくすり抜けて、あっという間に民家に住み着いてしまいます。

アライグマを見つけたら:私たちが気をつけるべきこととは

アライグマをもし見つけたときは、いくつか注意すべきポイントがあります。

法律違反に!?アライグマを勝手に捕まえないこと

アライグマは、自分で勝手に捕まえたり駆除すると、法律で罰せられる可能性があります。

アライグマは、法律で定められた特定外来生物であり、鳥獣保護法で狩猟鳥獣に指定されているんです。
※参考:外来生物法 | 日本の外来種対策(環境省)

つまり、法律に従った駆除が必要なんですね。
これを知らずに自分で勝手に駆除してしまうと、気づかずに法律違反していた、なんて可能性もあります。

絶対にアライグマや、アライグマのフンに手で触らないこと

病原菌やウイルスに感染すると命の危険も考えられます。
もし近くにいることがわかった場合は、こまめに手洗いを行なって感染を防ぎましょう。

襲われる可能性も。アライグマに興味本位で近づかないこと

アライグマは気性が激しく、人を襲うことも十分にありえます。

また、力が強く、前足がとても器用です。 動物園のオリを抜け出せるアライグマもいるほど…。

実際、飼育施設から逃亡したことが、アライグマ拡大の一因となっています。
(参考:環境省 アライグマ防除の手引き「日本における導入と定着の経緯」より)

アライグマを駆除する方法とは?

アライグマは法律に沿った駆除が必要、ということをお話しました。
そこで、私たち駆除業者が普段行なっているアライグマの駆除方法についてお伝えします。

駆除のおおまかな流れ

アライグマの駆除は、以下のような流れで行なっていきます。

  1. 現場の調査(侵入経路、巣の場所、被害状況の把握)
  2. 捕獲や追い出し
  3. 侵入経路の封鎖
  4. アライグマがいた場所の消毒・天井の防腐処理

これらについて、以下に詳しく説明していきます。

①現場の調査

まずはアライグマの被害や侵入経路を徹底調査!
調査後、見積もりを出して駆除作業を開始します。(天井に点検口がない場合は、点検口をつくるサービスも行っています)

②捕獲や追い出し

アライグマを捕獲するには、専用の大きい・頑丈なカゴを使います。

捕まったアライグマ

カゴの中のエサを取ると、入り口が閉まる仕組みです。
最初の調査でわかった行動パターンから、もっともかかりやすい場所に捕獲カゴを設置します。

しかし、アライグマの捕獲は大変難しいです。

たぬきやネコなど、別な動物を捕まえてしまう危険性もありますし、捕獲後は法律に沿った適切な処分を受けなければなりません。

例えば、捕獲したアライグマを生きたまま運ぶことは運搬にあたり、法律違反になってしまいます。

③侵入経路の封鎖

あらゆる侵入経路をビシッと封鎖します。

対策済みの換気口

これは、侵入された換気口の処理です。簡単な塞ぎ方ではアライグマに破壊されてしまうので、パンチングメタルという強度の高い網で隙間を塞ぎます。

④消毒・天井の防腐処理

天井に腐敗や汚染の被害がでていることもあります。その場合、赤ちゃんにも無害な薬剤で消毒・防腐処理を行います。

カゴの準備や強度の高い金網の準備など、手間がかかる部分も多くあります。
完全な駆除・徹底した清掃や消毒は、私たちプロにお気軽にご連絡ください。

これ以上被害に遭わないために。アライグマの予防法

家にアライグマを寄せ付けないためには、以下の3つの対策を行っておくことをおすすめします。

  • アライグマのエサとなるものを排除・保護する
  • 侵入口をなくす
  • 匂いで侵入を予防する

生ゴミ、放置していませんか?アライグマのエサとなるものは排除・保護しましょう。

餌を食べるアライグマ

アライグマのエサとなりそうなものは、徹底的に処理しなければなりません。

生ゴミを取られないようにすることはもちろんですが、ジュースや清涼飲料水に糖分、缶詰にタンパク質などの栄養が残っていると、それもアライグマのエサになります。

しっかりと洗ってからゴミに出すことで、予防につながります。

ペットがアライグマに食べられる!?

飼っている金魚やコイなどの魚、あるいは鳥も、エサとして狙われます。
アライグマの手が届くようであれば、水槽を室内の安全な場所へ移したり、網を張ったりして対策をしましょう。

その他、池に網をかけて覆う、鳥小屋の金網を補強して頑丈な鍵をかける、などの対策も必要です。
ペットフードなどペットの食べ残しも、放置しないように注意しましょう。

侵入口をしっかりふさぐ、庭の木を切ることも忘れずに

アライグマは、じつは猫みたいに柔らかいカラダを持っています。頭が入るスキマがあれば、簡単に侵入してしまいます。

  • 屋根のスキマ
  • 通風口
  • 軒下
  • 戸袋

など、侵入口になるスキマを金網などでしっかり塞ぐことが必要です。

入りにくくする障害物などを置いても、手で移動されてしまうんです。
アライグマの手って本当に器用なんですよ。

意外と盲点なのが、屋根やベランダに届く長さの枝を切ること。
アライグマは、木や柱などをよじ登ることも得意なので、庭木を短く切っておくことは侵入予防になります。

ただ、侵入口を塞ぐ前に、十分に気をつけるべきことがあります。
それは、アライグマが外に出る前に塞いでしまうこと。

こうなると、中で餓死してしまう可能性があります。 不衛生で処理も大変です…

「アライグマがいるかどうか、自分では判断するのが怖い」 「屋根裏に自力で行けない」

という方は、無料調査だけでもお願いしてみてください。
あなたの家の予防につながるヒントもたくさん得られます。

ニオイで予防/木酢液が効く場合もあります。

木炭を作る時の煙を使用した木酢液で、アライグマを避ける方法もあります。
木酢液は動物にとって「山火事」のような臭いがするので、危険だと判断して、遠ざかることがあります。

ただし、効果のない場合もあります。
また、雨が降って流されてしまうと匂いが消えてしまうので、手間はかかってしまうことが難点です。

どの方法も少し手間はかかりますが、侵入を防ぐためにはやる価値のある対策です。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

これまでのことをまとめると、このようになります。

  • アライグマを素手で触るのは厳禁、感染症に注意!
  • 捕獲・駆除・処分には自治体の許可が必要
  • 糞尿によって天井が抜けるなど大きな被害につながることも
  • 予防は徹底的に!手間を惜しまず行うこと

私もアライグマの駆除を経験してきましたが、アライグマの駆除をするのは危険がありますし、手間もかかります。

放っておくとどんどん被害が大きくなることを考えると、ちょっとでもおかしいと思った場合は早めに対策をとることをおすすめします。

「天井から足音がするけどもしかしてアライグマ…?」
「シミが出てきてるけどこれって…?」

といった少しの疑問でもご相談にのりますので、私たち駆除のプロにお気軽にお問い合わせください。

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害獣が住みつくと、家の資産価値が下がる。家の寿命も下がる。
屋根裏、外壁(断熱材)、床下
  • ■ 屋根裏・床下

    フンや食べかすが腐敗し、
    天井が抜けたりします。

  • ■ 外壁(断熱材)

    巣の材料としてちぎられたり、
    ダニやノミの巣窟に!

  • ■ ダニ

    10匹のダニは10週間で3千匹、
    3千匹のダニは10週間後には
    90万匹、と恐ろしいスピード
    で増える!

    アレルギー湿疹の原因に。