イタチなど動物駆除は、個人でするより業者に頼むべきでしょうか?千葉県 U.W様

いつものように寝ていたら、天井から小動物が走り回るような音が聞こえてきました。
ネズミほど小さな足音ではないので、恐らくイタチやアライグマなどが屋根裏にいるかと思います…。

もし屋根裏にフンなどがされていたら最悪ですし、すぐにでも駆除したいです。
ただ自分で駆除するか、業者に駆除してもらうかで悩んでいます。

動物などの害獣を駆除する場合は、どのようにすべきでしょうか?

個人での駆除は難しくリスクもあります。専門業者に相談しましょう!

イタチは自分からは出て行きません。すごい悪臭をはなち、ダニや病原菌を連れてくるイタチは、3cmふほどの隙間があれば家の中に侵入してきます。完全に追い出すためには、駆除の専門家に相談んしましょう。

こんにちは。「みんなの害獣駆除屋さん」の木村です。
もし動物が屋根裏などに侵入すると、騒音・フン・害虫などによる被害が発生しかねません。

ただ結論からいうと、動物駆除は業者に相談するのがベスト!

ご自分で駆除する場合は、かなりの手間と労力がかかりますし、駆除は難しいです。
さらに害獣に襲われてしまう危険性も捨てきれません…。

今回は動物駆除の方法や、ご自分で駆除するのが難しい理由などをご説明します。
ぜひ参考にしてくださいね!

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動物駆除をご自分でするのが難しい理由とは?

最初にもお伝えしましたが、動物の駆除をご自分でするのは難しいでしょう。
これには3つの理由があります。

  • 「鳥獣保護法」「外来生物法」が関わってくるため
  • 行政での申請が必ずしも許可が得られないため
  • 危険が伴うため

それぞれ詳しくご説明しますね。

「鳥獣保護法」「外来生物法」が関わってくるため

もし動物があなたに被害を与えている場合は「害獣」と言えるかと思います。
一方で動物はペットではなく野生動物ですので、2つの法律で駆除が規制されているんです。

鳥獣保護法

正式名称は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」

内容をカンタンに言うと「野生動物は勝手に狩猟・捕獲をしてはいけない一方で、指定された動物・時期なら狩猟してもよい」というものです。
※ネズミ・モグラなどの環境衛生に影響が大きい動物は対象外

この法律があるため、イタチ・ハクビシンなどの動物を勝手に駆除するのは禁止されているんですね。
もし勝手に捕獲すれば、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。

捕獲する場合はお住まいの自治体に申請し、許可をもらう必要があるんですね。

外来生物法

正式名称は「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」

日本の生態系を守るために、悪影響を与える「特定外来生物」を勝手に捕獲・輸入することを規制するものです。
例えばアライグマはこの「特定外来生物」に当てはまります。

この法律で規制されている害獣は、捕獲したあとの対応が決められているんです。
もし自宅にでたアライグマを捕獲した場合、生きたまま運搬したり、山などに逃がしたりすることはNG!

捕獲した人が「処分」する必要があります

また特定外来生物だとしても、捕獲する際は鳥獣保護法に基づいて自治体の許可をえなければいけません。
もし勝手に捕獲すれば、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されます。

行政での申請が必ずしも許可が得られないため

先ほどご説明した通り、害獣の駆除をするには自治体から許可を得る必要があります。
この捕獲許可は、役所の該当する部署で申請する必要があるんです。

自治体によっては申請先が、都道府県か市区町村で変わりますので、事前に確認してくださいね。

なお申請には「原則として狩猟免許がある人」など条件がある場合も…。
このような場合は申請しても許可が得られない可能性が非常に高いんです。

危険が伴うため

さらに害獣を駆除するということは、距離がかなり近くなる、または接触する可能性もあります。
そうなれば害獣たちは身を守ろうと、引っ掻いたり噛んだりしてくるでしょう。

野生動物には病原菌や寄生虫がついており、もし噛まれれば感染してしまうリスクも避けられません。
(参考:人と動物の共通感染症に関するガイドライン|環境省

さてここまで、ご自分で害獣駆除するのが難しい理由をご紹介してきました。
内容を見ていくと、かなり自力での駆除が難しいことがわかっていただけたかと思います。

とはいえ実際に駆除したい方はおられるかと思いますし、「許可がいらない方法で対策したい!」と言う方も多いでしょう。
ですので続いては、ご自分で害獣駆除・対策をする手順をご説明しますね!

ご自分で駆除・対策する手順

害獣駆除の方法

先ほどもご紹介した通り、害獣駆除をする前には必ず自治体で許可をもらいましょう。
まず許可申請をする際には、以下の情報を申請書に書きます。

  • 捕獲する人の氏名・住所・生年月日・職業など
  • 捕獲予定の鳥獣
  • 捕獲の目的
  • 捕獲を行う期間
  • 捕獲を行う場所

その後許可が下りるまでに2週間ほどかかります
認定証が交付されるので、必ず作業時に許可証を携帯しましょう。(携帯しないと罰則が科せられます)

捕獲に必要なカゴは自治体で貸し出ししていることが多いですが、もし貸し出ししていない場合はご自分で用意してください。
通販サイトでも購入できます!

捕獲の流れは以下の通り。

  1. 被害を調査する
  2. 駆除・捕獲する
  3. 捕獲後に処分する
  4. 再発防止し役所に報告する

まずは家に侵入した動物がどんなところから出入りするのかを確認し、スナック菓子や果物などを入れた箱ワナを設置します。

また捕獲が完了したら、心苦しいですが地中や水にワナごと入れるなどして処分しましょう。
捕獲後は役所に報告し、作業が完了です!

ここまで駆除の方法をご紹介しました。

なお動物ごとの駆除法は以下の記事でも詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
▶︎ハクビシン駆除の方法はこちら
▶︎イタチ駆除の方法はこちら
▶︎アライグマ駆除の方法はこちら

では次に侵入を防ぐ対策法をご説明しますね!

害獣の侵入を防ぐ対策法

害獣の侵入を防ぐ対策法はカンタンに言うと、「家から追い出して出入り口を塞ぐ」こと。
必要なグッズは忌避剤と金網(パンチングメタルでも可)です。

対策法は以下の流れで進めましょう!

  1. 忌避剤を使って追い払う
  2. 侵入経路を断つ
  3. 巣・フンを掃除し消毒する

忌避剤は動物の嫌いなにおいを使い、追い出すためのグッズです。
ネット上で探すとたくさんの忌避剤がありますので、ご自分にあったものを探してくださいね。

一例としてオススメの忌避剤をいくつかご紹介します。

動物の追い出しが完了したら、出入り口を金網などを使って塞ぎます。
ネットなどでふさげば簡単に破られてしまいますよ。

塞ぎ終わったら、屋根裏などに残っている巣の形跡やフンを掃除しましょう
また病原菌が残っているかもしれませんので、アルコールなどを使って消毒してくださいね!

さてここまで、対策法をご紹介しました。
なお動物ごとの対策法は以下の記事でも詳しくご説明しています!
▶︎ハクビシン対策の方法はこちら
▶︎イタチ対策の方法はこちら
▶︎アライグマ対策の方法はこちら

動物駆除は専門業者に相談するのがベスト!

ここまで動物駆除の方法などをご説明してきました。
ご自分で駆除・対策するのは正直難しく、さらに効果が薄い可能性も…

あくまで一般の方は害獣のプロではないので、どうしても追い出す効果は低くなってしまいます。

ですので動物駆除にお困りの方は、私たちのような「みんなの害獣駆除屋さん」にお任せください。
害獣のプロならこれまでの駆除経験や害獣への知識をもとに、駆除・対策を行います!

弊社なら年中無休でご相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。

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「みんなの害獣駆除屋さん」の施工事例

また捕獲のみの作業など被害状況やご希望に合わせて、ピッタリの作業を提案します。
ご自分での駆除・対策に少しでも不安がある方はご相談ください!

▶「みんなの害獣駆除屋さん」を詳しくチェック

以上、「みんなの害獣駆除屋さん」の木村でした!

この記事を監修した害獣駆除の専門家

木村まさひろ

動物の駆除をご自分で行う場合は、法律や申請などかなり面倒な部分があります。ですので害獣被害に悩んでいる方は、専門業者にお任せするのがオススメです。

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  • ■ 屋根裏・床下

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