害獣駆除専門家が語る

ハクビシンやタヌキの足跡はどんな形?害獣の足跡の特徴・見分け方

アライグマ

「家のまわりでよくわからない動物の足跡があった」
「ハクビシンみたいな動物が歩いてるのは見たことがあるけど、あの動物の足跡なのかな?」
「どんな足跡なんだろう?」

こんにちは!「みんなの害獣駆除屋さん」の木村です。

もしお家の近くに足跡があったら、正体がどんな動物なのか知りたくなりますよね。
家の屋根裏にでも住まれるなんてことはゼッタイ防ぎたいはずです。

ハクビシンが屋根裏に住み着いた場合、足音や鳴き声による騒音や、フンによる匂いなど多くの被害が発生してしまいます…。
こんな被害を防ぐためにも、お家にうろつく動物を特定し、ピッタリな対策をしましょう。

この記事ではハクビシンやタヌキなど、お家の近くにも出没する害獣の足跡をご紹介します!
特徴や見分け方をもとに、足跡の正体をハッキリさせましょう。
さらに動物への対策法もご説明しますね。

あなたのお悩み解決の手助けになれば幸いです。
それでは参りましょう!

※敷地内で見かけたり、騒音・ニオイ被害でお困りであれば「みんなの害獣駆除屋さん」にご相談ください。
害獣の習性を知り尽くしたプロの作業員が、あなたのお悩みを解決いたします◎

ハクビシンの足跡はどんな特徴がある?

ハクビシン

そもそもハクビシンは、全長90〜110cmほどの鼻にかけて白い線がある動物。
ネコより一回り大きいぐらいのサイズで、他の動物と比べるとしっぽが長いんです。

ハクビシンの行動には以下の特徴があります。

それでは足跡の特徴などをご紹介しますね!

ハクビシンの足跡の特徴

ハクビシンの足跡は以下のような形をしています。

ハクビシンの足跡の特徴

可愛らしい見た目の足跡ですよね。

そんな足跡の特徴がこちら!

もし足跡が木の近くや壁、柱などについている場合は爪痕があるかを確認しましょう。

ハクビシンは普段爪をしまっているのですが、なにかに登る際は爪を出しています。
もし爪痕があるならハクビシンの可能性が高いんですね!

ここまでハクビシンの足跡をご紹介してきました。
今回は足跡に合わせて、フンの特徴もご説明します。

もしお家の近くにフンが落ちている場合は、フンの特徴を踏まえてハクビシンかを判断しましょう!

ハクビシンのフンの特徴

ハクビシンのフンの特徴はこちら。

とくにハクビシンは果実を好んで食べます。
そのため、フンには果物の種子が多く混じっている可能性が高いんですね。

なお以下の記事では害獣のフンをまとめてご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてください。
【動物のフン】ハクビシンなど害獣のフンの見分け方・起こりうる被害

さてここまでハクビシンの足跡の特徴などをご紹介しました。
お家の近くにあった足跡が、ハクビシンかどうかを判断できたでしょうか?

一方で十分に判断できなかったり、ほかの動物の足跡も知りたいという方もいるかと思います。
ですのでこの後は、ハクビシン以外の動物の足跡もご紹介します!

「すぐに害獣対策をしたい」そんな方はみんなの害獣駆除屋さんにお任せください。
現地調査・見積もりは無料(一部有料となる場合あり)ですので、気になる方はお気軽にご相談くださいね!

ハクビシン以外の足跡の見分け方

よく住宅街や町中で見かける動物は以下の4種類です。

ハクビシン
足跡:5本指
犬みたいな足跡。
木登りが得意なので、電柱に足跡が残ることも。
アライグマ
足跡:5本指
人間の赤ちゃんの手形のような足跡。
爪痕が一緒に残ることも。
タヌキ
足跡:4本指(実際は5本指)
犬のような足跡。
木登りはあまり得意ではないので、地面に残る。
アナグマ
足跡:5本指
ふっくらとした肉球の足跡。
穴掘りが得意なので、地面に残る。

それでは足跡の特徴を詳しくご説明しますね。

アライグマの足跡の特徴

アライグマの足跡の特徴

アライグマ科の哺乳類であるアライグマ。
全長70〜90cmとネコより少し大きいサイズになっています。

見た目の特徴としては、ヒゲ・耳のフチが白で、鼻筋が黒
しっぽはシマシマ模様となっているんです。

そんなアライグマの足跡の特徴がこちら!

足跡はハクビシンに比べると大きめで、細長いスリムな足跡をしています。

さらにほかの動物とは違い、指と手のひらが繋がった足跡が残るんです。
そのため足跡の見た目ですぐに判断できるかと思います◎

タヌキの足跡の特徴

タヌキの足跡の特徴

昔から日本に生息している動物で、全長50〜70cmほどとなっています。

しっぽの先は黒く、アライグマと比べると短めです。
また目の周りの模様は、アライグマと違いつながっていません!

そんなタヌキの足跡の特徴がこちら!

ハクビシンに比べると足跡は小さく、指は4本になっています
またタヌキは高いところに登るのが苦手なので、木に登ろうとした形跡はほとんどないでしょう。

アナグマの足跡の特徴

アナグマの足跡の特徴

アナグマはイタチ科の哺乳類で、全長50〜80cmほど。
ずんぐりとした体型で、目のまわりの黒い模様が特徴的です!

そんなアナグマの足跡の特徴は以下の通り。

アナグマはその名前の通り穴を掘ることが多いので、長い爪痕が足跡に残ります。
またハクビシンに比べると横に広い足をしているため、足跡を見た時にわかりやすいんですね。

さてここまで、ハクビシン以外の動物の足跡をご紹介してきました。
お家の近くにある足跡の正体について、より判断しやすくなったかと思います!

もしお家の周りにハクビシンをはじめとする害獣がいると、いずれ屋根裏などに住み着くかもしれません。
侵入しているかをすぐ判断するためにも、次にご紹介する方法で害獣がきているかを確認しましょう!

害獣がお家に侵入している時のサイン

エサを食べるアライグマ

もし「近所で見かける」「庭が荒らされている」場合は、近くに動物のねぐらがあるということ。
つまり、すでにあなたの家にも住み着いている・住み着かれる可能性があるんです…!

なお動物たちは家に住み着くと必ずサインを残します。
詳しくご説明しますね。

サイン1:屋根裏や天井から足音が聞こえる

天井

野生の動物が家に住み着くパターンとして、以下の2つがあります。

動物たちにとって屋根裏は安全な場所。
天敵から隠れられるし雨も当たらないため、動物に好まれるんですね。

住み着いた場合は、屋根裏・床下から激しい鳴き声や足音が響いてきます。
ハクビシンのような中型の動物になると、かなりドタバタうるさいです。

また多くの動物は春〜夏にかけて出産を迎えます
普段はねぐらを点々としていますが、出産がひかえるとその場所に定住するんです。

できれば定住される前になんとか追い出しましょう!
すぐできる対策としては、天井を長い棒でつついておどかしたり、忌避剤をまくなどがあります。

サイン2:動物のくさいニオイがする

くさいニオイ

住み着かれると思わず顔をしかめたくなるような、獣くさいニオイやフン尿のニオイがしてきます。

ためフンの習性をもつ動物が多いので、屋根裏のスミにフン尿が溜まりニオイがしてくるんです。
そのまま放置するとダニやウジ虫がわいたり、衛生的にもよくないのでキレイに掃除しましょう。

その際は必ずマスクやゴム手袋を装着してくださいね。

ちなみに私たちみんなの害獣駆除屋さんでは、清掃のみのご依頼も承っております!

野生動物のフン尿を処理するのは、精神的にもかなり苦痛でしょう。
掃除はもってのほかで、「見るのもイヤ」という方も多いかと思いますので、害獣駆除のプロに依頼するのも検討してみましょう。

ただ清掃だけでは根本的な解決にはなりませんので、合わせて害獣の捕獲や侵入口の封鎖も行うのがおすすめです。

「はやく害獣被害から解放されたい」「自分で清掃するのは厳しいかも…」
と思ったら、お気軽にご相談ください。

お電話は無料ですので、ささいなことでも気になったらぜひお問い合わせくださいね。

サイン3:食べ物が漁られている

食べ物を漁るアライグマ

動物によく漁られる食べ物は以下になります。

それぞれ好みはあるものの、雑食なので基本的になんでも食べます。

知らぬ間に畑の果物が減っていたり、お供え物のお菓子がかじられていたら、住み着かれている可能性が高いです!
住み着かれていなくても「お気に入りのエサ場」になっているかもしれません。

すぐできる対策としては以下の3つです。

とくに生ゴミは日頃から溜まりやすいですので、このような密閉型のゴミ箱を使うとニオイを漏らさず捨てられるのでおすすめです。

家の中は常にきれいな環境を保ちましょうね!

さてここまで、害獣がお家にきた時のサインをご紹介してきました。

もし野生動物にバッタリ会った場合は、以下の3つのルールは守ってくださいね。

ではすでにハクビシンなどの害獣に侵入された場合には、どんな対策をすべきなのでしょうか?

ハクビシンなど害獣に侵入された時の対策法

屋根裏にいるアライグマ

「忌避剤を置いたり、エサになりそうなものを片付けてもそれでもやってくる…。」
「出て行ったと思ったけど、気づいたらまた戻って来てる…!」

そんなときは再び侵入できないように、侵入口をふさぎましょう。

侵入口を塞いで害獣を入らせない

アライグマやハクビシンなどは、基本夜行性ですが朝・昼行動することも。
人間と同じように動物たちも生き物ですから、個体により生活リズムは違います。

休憩やエサを求めて屋根裏に来て、朝に別のねぐらに戻っていくパターンや、明るい内にエサをとりに家の中に出没することも…。

これはどの時間帯に足音がするか、いつ食べ物が漁られるかでパターンがつかめると思います。

具体的な侵入口はというと、以下のようなところです。

アライグマやハクビシンは木登りが得意なため、枝や電線を伝いスルッと屋根の隙間から侵入します。
とくにハクビシンは、たった直径9cmの円形のすき間からでも侵入できてしまうほど。
(参考:農研機構 ハクビシンは狭い隙間から侵入できる

このような侵入口をふさぐ方法としては、金タワシをすき間につめたり、目の細かい頑丈な網(パンチングメタルなど)を使います。

害獣がいたままふさいでしまうと中で餓死してしまうので、家から出ていったタイミングでふさぎましょう。

「家のすき間なんてたくさんあるから、全部塞いでたらキリがないよ…!」
「手っ取り早く追い出してほしい!」

そんな方はぜひ私たちみんなの害獣駆除屋さんにご相談ください。
害獣駆除のプロが現地調査をし、害獣の正体や侵入口の特定をいたします。

「できれば最後まで自分の力で害獣を駆除したい…!」という方は次で解説する箱罠を仕掛けてみましょう。

侵入口を塞いでも来るなら箱罠を設置

罠に入ったアライグマ

「対策しても侵入口をふさいでも、それでもやってくる…!」そんなときは箱罠を仕掛けます。

<箱罠を仕掛ける手順>

  1. 自治体に相談し、許可をとる。

    狩猟免許がない場合、自治体に相談して許可をとってから捕獲になります。
    市役所の担当窓口で、有害鳥獣捕獲許可申請書の記入をしましょう。

  2. 自分で罠を用意or自治体から借りる。

    自治体に借りるか自分で購入して罠を設置します。
    値段はサイズや機能によってかわりますが、安いものでも5000円〜1万円ほど

  3. 罠を仕掛けて待つ。

    罠を仕掛けたら動物がかかるまで待ちましょう。
    動物によってエサの好みはさまざまです。
    お菓子やスルメでおびき寄せたこともありますので、色々変えて試してみましょう。

  4. かかったら自治体の条例に基づき処分・後処理する。

    捕獲後はすみやかに処分しましょう。
    動物の殺処分方法に関する指針により、なるべく苦痛を与えない方法で、安楽死処理をします
    (参考:環境省 動物の殺処分方法に関する指針
    安楽死の方法として、炭酸ガスや麻酔を打ったのち焼却するなどがあります。

  5. 報告書を記入し、捕獲の報告をする。

    捕獲後は報告書を提出します。
    自治体により期限が定められているので、注意しましょう。

「罠を仕掛けるのは大変そう…」
「もう少しカンタンな方法はないの?」
という方は、害獣を追い出す効果のある忌避剤を使うのがおすすめです。

忌避剤は市販されているものから、ライトなど自宅にあるものが使える場合も。
害獣の種類によっておすすめの忌避剤は変わってくるので、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

・ハクビシンを家から追い出したい方はこちら
▶【ハクビシンを駆除するには?】ご自分でできるオススメの駆除・対策法

・アライグマを家から追い出したい方はこちら
▶アライグマ対策はキレイな環境づくりから!被害が拡大する前に行動を

・イタチを家から追い出したい方はこちら
▶イタチを自力で駆除するには?駆除法や必要なグッズをプロが解説!

すぐに対策したい方は「みんなの害獣駆除屋さん」へ

「一刻も早く何とかしたい…自治体に相談するヒマなんてないよ…(泣)」
「自分で動物を処分するのはちょっと…。」

そんなときはぜひ、私たちみんなの害獣駆除屋さんにご相談ください。

面倒な自治体への許可も代行いたします。
害獣駆除のプロ作業員が在籍しておりますので、害獣・侵入口の特定、捕獲・追い出し、清掃、再侵入防止策まで徹底的に行います。

みんなの害獣駆除屋さんの施工事例

またフン尿の清掃のみなど、ご予算に合わせて施工をお選びいただくこともできますよ!

「いくら庭を荒らしていたといえど、死なせるのはかわいそう…。」
被害の状況により駆除の方法もかわりますので、ご要望があればぜひご相談ください。

受付は年中無休で早朝7:00~夜22:00まで、お電話にて。
メールフォームは24時間受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいね。

まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事の内容を以下の3つにまとめました。

この記事を読んで、近所をうろついている野生動物に対する不安がやわらいで、安心した毎日を送れるよう祈っております。

「天井から動物の足音がするし、家の中に住み着いているのかも…。」
「どんな動物が住み着いているのか調査だけでもしてほしい!」

そんな方はぜひみんなの害獣駆除屋さんにお気軽にご相談ください。
あなたの安心した暮らしを取り戻すため、お力になるとお約束します!

害獣駆除専門家の木村でした。
それでは!

この記事を監修した害獣駆除の専門家

木村まさひろ

もしまわりで動物の足跡を見つけたら要注意。すでに住み着かれている可能性もあります。

忌避剤を撒くなどの対策をして、早めに対処していきましょう。

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